【今を永遠に生きることが肝要】
(佐々木蓮麿)
私たちは普段、「過去」・「現在」・「未来」
と時間を区切って生活を営んでいます。
ですが、過去は過ぎ去り、記憶の中で
再生される蜃気楼のようなものです。
そして未来はまだ到来せず、
心が思い込み見る夢のようなものです。
つまり、私たちは刹那の『いま』を
懸命に生きているのですね。
シビアな言い方をすれば、
『いま』しか、味わうことが
叶わないともいえるかもしれません。
自分が立ち、歩む地平を、
幽霊のようにゆらぎ過ぎていく
『過去』でも、
怪物のように正体不明の
『未来』でもなく、
仏さまの光りに照らされている
『いま』の一瞬一瞬として
いけたら素敵なことですね。
合掌