20191123

【今を永遠に生きることが肝要】
(佐々木蓮麿)

私たちは普段、「過去」・「現在」・「未来」
と時間を区切って生活を営んでいます。

ですが、過去は過ぎ去り、記憶の中で
再生される蜃気楼のようなものです。

そして未来はまだ到来せず、
心が思い込み見る夢のようなものです。

つまり、私たちは刹那の『いま』を
懸命に生きているのですね。

シビアな言い方をすれば、
『いま』しか、味わうことが
叶わないともいえるかもしれません。

自分が立ち、歩む地平を、
幽霊のようにゆらぎ過ぎていく
『過去』でも、
怪物のように正体不明の
『未来』でもなく、

仏さまの光りに照らされている
『いま』の一瞬一瞬として
いけたら素敵なことですね。

合掌